【ヒューマン】松下奈緒、結婚もいいな [芸能ニュース]
インタビューの冒頭で“新婚生活”を尋ねると、凛とした表情に柔らかい笑顔が広がった。
舞台は昭和30年代。漫画家、水木しげるさんの妻、武良布枝さんの自伝が原案で、松下は夫・茂(向井理=28)を支える妻・布美枝役。先月19日放送の回で結婚した。
--実在の人物を演じて大変だったことは
「布枝さんは、いろんなことを受け入れられる心の大きな方。私は結婚したことないし、そこまで人を支えてきたかどうかも分からないので、重圧はありました」
--昭和を知るために勉強したことは
「祖母の話を聞くことで役に近づいた気がします。(昭和の女性は)だんなさんを立てることや立ち振る舞い、奥ゆかしいけど意志を貫くパワーを持っていたことを教わり、昭和を好きになりましたね」
今作から、放送時間が午前8時スタートに。48年ぶりの時間変更の影響もあって、3月29日の初回は14・8%と初回では過去最低視聴率だった。
「(最低視聴率に対する)プレッシャーはなかったですね。これだけ作品が楽しいし、面白いので、現場でも誰一人うなだれてませんでした。撮影がないと寂しいんです。休日なのに、『ちょっこし(=少し)』って劇中の島根弁が出ちゃうほど、どっぷり漬かっています(笑)」
--松下さんが登場した4月上旬からは視聴率が上昇。同12日には最高の18・2%をマークしました
「物語はシンプルですが、家族の絆や小さな幸せが大きな幸せと思える瞬間が詰まった作品。見て温かい気持ちになってほしいです」
--幸せといえば、夫妻はお見合いからたった5日で結婚しましたが、演じて結婚観に変化は
「今までまったく結婚願望がなかったんですが、作品のような結婚生活ならアリと思うようになりましたね。誰かの夢を支えるとか、単純ですけど、そこに“生きている感じ”がします」
--理想の夫像は
「尊敬できる人。自分に刺激を与えてくれる人とか、毎日、発見がある生活ができる人とがいいですね」
--そのうちスピード結婚なんてことも…
「あり得…わかんないですね(笑)」
--今後は子供も生まれ、初の母親役にも挑戦
「守るべきものができて、強くならなきゃって思いましたね。子役の子が『母ちゃん』って言ってくれるので、かわいくていつも触ってます」
一番好きなシーンは茂から自転車をもらうシーンだという。茂の優しさを初めて感じる瞬間だ。
「高価なものより、心のこもったものの方がプライスレスだと思うんです。私にとって? 応援してくれる家族の言葉が何よりうれしいです」
家族の愛情に支えられた女房が、今後もプライスレスな演技で魅了してくれそうだ。
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