蒼井優の飛び出す展覧会「うそっ。」開催

女優の蒼井優が６月に出版する飛び出す絵本「うそっ。」（ＰＡＲＣＯ出版）にちなんだ展覧会「蒼井優展　うそっ。」が、５月２７日から東京・渋谷のパルコファクトリーで始まる。２６日には報道関係者向けの内覧会が開かれ、蒼井は「全体的にゆるく、ストイックすぎない感じにした。私はアナログ好き。そんなアナログ感を出しました」と笑顔でＰＲした。

　絵本の「うそっ。」では、蒼井が吹くシャボン玉の中で、シカなどの動物たちと一緒に蒼井がくつろいでいる様子が飛び出してくるといった仕掛けが楽しめる。読者を「うそでしょ？」と思わずクスリと笑える世界に連れていってくれる一冊だ。

　展覧会では、蒼井や飛び出す絵本のデザインを手がけるさくらいひろしさんらが、そんな不思議な世界を立体的に演出。赤と青と白で構成された空間に、森をイメージした木製の柱が何本も立つ。そこに、絵本にある写真のデータが加工されて映し出され、会場で配られる３Ｄ（立体）メガネをかけてみると、いろんな写真が浮き出て見える。

　蒼井は絵本や展示イベントのテーマ「うそっ。」について、「私はあまりうそは好きではなく、つくと１０秒も待たずに笑ってしまう。でも、作品を作るときにつく“うそ”だったら喜んでつきたいです」とはにかみながら語った。

　展覧会は６月１４日までの開催。午前１０時から午後９時まで（最終日は午後６時まで）。入場料は一般５００円、学生４００円（小学生以下は無料）。絵本は３９９０円で、会場で先行発売される。

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